FTX破綻の前後からBinance(バイナンス)の日本進出の噂は絶えませんでしたが、既存の暗号資産交換業者であるサクラエクスチェンジビットコインが買収されることとなりました。
新規での暗号資産交換業免許の取得は困難なため、既存の交換業免許を持つ会社の買収を模索する動きはよく聞かれるところです。
これに伴い、グローバル版のBinance.comの方では日本居住者の新規受付を停止するとのことです。
https://www.binance.com/en/support/announcement/notice-regarding-new-user-registrations-in-japan-6026d46a804541ddbfca6cad7d0172aa
この流れは、QUOINを買収して日本に参入してきたFTXを彷彿とさせます。
FTXの際は、日本居住者のグローバル版の口座は、その後国内口座へと統合されてしまい、取引上の制約を受けることになってしまいました。
Binance亡き後、日本居住者の資金の行き先となる海外取引所は?
未だにイマイチな暗号資産の上場とレバレッジ取引がほとんど使ものにならない日本の取引所を忌避する動きは多いです。
彼らに残されている海外取引所の選択肢は現状下記と思われます。
取引所名 | 特徴 |
Bybit(バイビット) | 実はクレジットカードで入金ができる |
OKX(オーケーエックス) | ウォレットの提供もしている |
MEXC Global | 新しい仮想通貨のIEOが多い |
KuCoin(クーコイン) | 取引手数料が比較的安い |
Gate.io(ゲート) | 新しい仮想通貨のIEOが多い |
Twitterを見かける限りでは、Bybit、OKXを推す動きもありますが、いずれにしても現在の市況も踏まえて海外取引所への資金の過剰な預け入れは慎重に検討しましょう。
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